人を成長させる

接し方で人は変わる

人が伸びれば会社も伸びる コーチの黒田晴美です。  

 

ゲームを使って
実体験から学ぶ研修
ご提案しています。 

 

知識を詰め込んでも、  
すぐ忘れてしまっては意味がありません。 

            

ゲームを通じて
楽しみながら実際に経験することで
しっかりと記憶に刻まれ
腹落ちします。 

 

また、楽しみながら学ぶことで
普段だったらちょっと伝えにくい
ダイレクトなフィードバックも
伝えられ、受けとめられる、
そんな場や関係性づくりに役立ちます。 

 

 

接し方で人は変わる  

 

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普段は大人向けのチームビルディングゲームを
ご提供していますが、 

夏休みということもあって
子ども向けのプログラムの
お手伝いに行ってきました。 

 

『怪盗パルンの挑戦状』
という、謎解きゲームです。 

 

子どもたちは探偵学校の生徒で
怪盗パルンからの挑戦を受け
盗まれた財宝の名前や隠し場所、
変装上手なパルンが
入れ替わっている人をみつけることが
ミッションです。  

  

私は人混みに紛れて
子どもたちが謎を解いていくのに必要な
情報を提供する役をしていました。 

 

子どもたちは
謎を解いていく過程で
「情報提供者リスト」を手に入れて
そこに書いてある服装や、特徴を元に
情報提供者を探して、
新たな謎解きのヒントを手に入れます。 

 

同じマンションの人に
挨拶されても返してはいけない
というのがニュースにもなる昨今、 

 

子どもたちが見知らぬ大人に 
声をかけるのは
ハードルが高いミッションです。 

 

けれど、ここを突破しないと
次へは進めません。 

 

子どもたちのドキドキが
リアルに伝わってくる中で
共に物語の世界を楽しみました。 

 

 

さて、今回は午前と午後の2回開催。 

 

午前の回が終わった後
全体の流れや子どもたちの様子など
スタッフで振り返りをしました。 

 

「パルンの挑戦状」は
ただの謎解きを楽しむプログラムではありません。 

 

初対面のメンバーとチームを組み、
自分の強みを人に役立てること
協力する事
あきらめないことを
人との関わりの中で学びます。 

 

午前の部の子どもたちとのやりとりの中で、
『情報提供者リスト』を突きつけて
「あなたはこの人ですか?」と
聞いてきたことがありました。 

 

これは、人とのコミュニケーションとして
成立していません。 

 

そこで、情報者リストを
子どもたちに渡すときの
声掛けを少し変えてもらうと
子どもたちの様子はがらっと変わりました。 

「すみません、あなたは本が好きですか?」
 ※私の情報者リストの情報です。
「えぇ、好きだけど」
「海外で行きたいところはありますか?」
「イタリアに行きたいわ~」
 ※私の情報者リストの情報です。
!!!
「私たちは探偵学校の生徒なんですが、
『怪盗パルン』を捕まえようとしているんです。
なにか情報を持っていないですか?」
  

「『怪盗パルン!』
私も『怪盗パルン』を探しているんです。
じゃあ、私の持っている情報をお渡しするので、
一緒にパルンを探しましょう!」

途端に、子どもたちの目はキラキラし始めます。 

 

お互いに共通の目的・目標があることを確認すると、
物語がとたんに広がっていきます。 

 

「大切な情報を渡すので、
信頼できる人にしか渡せません。
あなたたちは信頼できますか?」

問いかけたら、
急に背筋がピーンと伸びる子どもたち(笑)

どんなふるまいだと
人から信頼されるのか、
自分で考えてわかります。 

 

たまに、ちょっと斜に構える子がいても
「お前もちゃんとしろよ。じゃないと信頼されないだろ」
と、子どもたちで声をかけあっています。 

 

情報を渡すときは、チームの中で
後ろに隠れてしまっているような子を指名して
その子に渡したりもします。

「じゃあ、あなた。
あなたのことを信頼して、この情報を渡すね」
 
しっかりとアイコンタクトをとって
言葉でも信頼を伝えると、
どの子の目も力が強くなります。 

 

中には
「他にも情報を知りませんか?」 
と、聞いてくる強者もいて、
そういう時には、
自分の担当以外の知っている情報の
ヒントを伝えてあげたりします。
  

コミュニケーションが円滑だと
目標達成も早いです。
 

面白いことに、
最初は自分のチームの勝ちだけを
考えていた各チームが、

時間が進むにつれて、
他のチームと情報交換したり、
知らないことを教えてあげたりと、
大きなチームになっていくこと。
 

これは、組織の中で起こっていることと
重なります。
 

組織の中でも各部署ごとに
役割や目標はありますが、
すべて、それは会社の
ミッションやビジョンと繋がっているはずです。
 

他の部署は、敵ではなく味方なのです。 

 

自分のチームのことだけ考えていたけど、
他のチームのめざしていることも
「怪盗パルン」との勝負に勝つこと。 

 

そして、「怪盗パルン」も決して
敵や悪者ではなく、 
自分たちに謎かけをしかけてくる
楽しい遊び相手。 

 

関わってくれる人が
自分を人として大切に扱ってくれる。
 

だからこそ
この『怪盗パルン』は
子どもたちの心に残り、
リピーターも多いコンテンツなのだと思います。 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

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