ひとがイキイキ働く会社をつくる

うまくいっていない会社ほど問題がない

『人が伸びれば会社も伸びる』
コーチの黒田晴美です。   

 

「失敗から学べ」
「失敗を恐れるな」
「七転び八起」
「失敗は経験」

などといわれたことはありませんか? 

 

そのとき、その言葉をすんなりと受け入れられましたか? 

 

受け入れられたとしたら
その場所は安全です。 

 

そうはいっても、そんなわけにはいかないよ、
と思ってしまったとしたら、
ちょっと考えてみたほうがいいかもしれません。 

 

うまくいっていない会社ほど問題がない 

 

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「失敗してもいいよ」
という言葉をすんなりと受け入れらる場合、 

おそらくその場は、
その考えがきちんと根付いているのだと思うのです。 

 

言っていることと
実際の行動が一致している
一貫性のある場です。 

 

ところが、口では
「失敗してもいいよ」
といっていても、 

実際、失敗すると
嫌味をいわれたり、
ため息をついたり、
わずかでも表情が曇ったりすると、
受けとめる側は敏感に反応します。 

 

そして、
安心して失敗できなくなります。 

 

安心して失敗できないということは
チャレンジができません。 

 

また、失敗を隠すようになります。 

 

失敗を隠すということは、
うまくいっていないことも
うまくいっているように見せかけたり、 

困っていることを相談できなかったり、 

本心を見せられない、 
弱みを見せられないということです。 

 

結果、現状を問いかけたときに
「大丈夫です!」
「問題ありません」
「順調です!」 

という、答えが返ってくる会社ほど
実はうまくいっていない、
ということが起こってきます。 

 

反対に、
「ここが不安なんです」
「このことで困っています」
「この調子じゃ、間に合いそうにありません」 

という声が、躊躇なくあげられる会社は
すぐにフォローができますし、
対応できますし、
手助けできます。 

 

必然的に大きな問題にならずにすみます。 

 

いかに、言動に一貫性があり、 
安心・安全・ポジティブな場になっていて、
自分のことだけでなく
全体に目が向けられているか。 

 

そんな土台ができてこそ、
人が活きる会社になっていきます。 

 

あなたの職場は、いかがですか? 

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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