ひとがイキイキ働く会社をつくる

それは誰の課題ですか?

経営者の方とお話している中で
よく感じるのが、
ものすごくスタッフのことを考えてらっしゃるんだなぁ
ということ。

 

恥ずかしながら、
それは私自身が会社員だった時には
分かっていませんでした。

 

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それはだれの課題ですか?

経営者の方には
たくさん決めないといけないこともあるし
背負っている責任も大きいですよね。
見ている範囲も広いですし、
スタッフよりずっと先のことを考えています。

 

それができてこそ、経営者です。

 

それができるようになるまで
いろいろと大変な経験も
されてきたでしょう。
でもね、
だからこそ、
スタッフにはわからないのではないかなぁと
お話をうかがいながら
思うこともあるわけです。

 

どうしてかというと、
そもそも経営者とスタッフは
見えている世界が違うし、
『経営者の課題』であって
『スタッフの課題』でないから。
もう少し詳しくいうと、
経営者のニーズ、目的、課題と
スタッフのニーズ、目的、課題が
すれ違ってしまっていませんか?

 

『相手のため』といいながら、
よくよく考えてみると
『自分のため』になっていませんか?

 「相手のため」と「自分のため」

人は、本当に自分が必要だと感じないと
動きません。
もっというと、
必要だと思いながらも
動くことができないことも
多くないですか?
ほら、夏休みの宿題とか(笑)

 

スタッフに自発的に動くのは
『自分事』としてそのことに
向き合ったときです。
もちろん、指示や、命令することで
一時的には行動にうつすこともあるでしょう。
でも、それだと
物事の本質を捉えていないので
結局、続かなくって途中で途切れてしまったり、
やらされてしまっている感がでたりして
不平不満の元になってしまうことも。
たとえば、
社内のモチベーションが低いという課題だったら

社内のモチベーションをあげるために
あなた自身が何をするか、というのが
『経営者の課題』。

大切なのは、
相手を変えようとしないこと。

スタッフが『自分事』として
捉えられるようになるまで、
信じて待ってみること。
信じて、関わり続けること。
そんなの、いつになるかわからない!
と、思われますか?

そうなんです。
人はすぐには変わりません。
そこが、ちゃんと分かっている会社ほど
スタッフとの関係性も良く
うまくいっています。

 

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