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やりがいを持って働いてもらうには

求人広告で目にすることのある言葉
『やりがいのある職場です!』

やりがいがキャッチコピーになるということは
採用側、求職側、
どちらにも魅力ある共通ワードなのだと思います。

あなたの職場は
やりがいがありますか?

やりがいを持って働いてもらうには

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改めて、やりがいとはなんでしょう?

やりがいとは
ことに当たる際の充足感や手応え、張り合い。
(出典:実用日本語表現辞典

また、一説にはやりがいとは
「やりたいこと」
「やれること」
「人の役に立てること」
の3つが重なるところ、ともいわれます。

「やりたいこと」は価値観、
「やれること」は能力や強み、
「人の役に立てること」は評価
ともいえると思います。

それは、
組織の合意形成に
自分がどれだけ貢献できるか、
がポイントです。

合意形成とは、
そもそも人と人は違う価値観を持っている、
という前提があり、
その上で、合意を作っていくことが求められます。

お互いの違いを認め合った上で
どう考えをすり合わせていくのか。

その時に知っておきたいのが、
1.それぞれの思考特性
2.基本的欲求
3.行動のスタイル
です。

行動のスタイルには
自己主張、
自己表現、
柔軟性があります。

この中で、
自己表現(自分の感情や考えを発信したいエネルギー)の
大小が合意形成のカギとなります。

多様な価値観の中で、
自分の考えを表現してもらわないと
他の人には伝わらず、
合意はできないからです。

とはいえ、このタイプの人は
何かを話すためには、
じっくりと考えてから話をしたい傾向があるので、
少人数で静かな環境にすることが重要です。

また、自己表現が高い人は
考えるために話す特性があるので
何かの考えがあれば活発に表現出来ない環境はストレスを感じます。
考えをまとめるためにも、
人と話をすることを好む傾向があるので、
自由に話せる環境にすることが重要です。

合意形成には、
このような自己表現のレベルを
揃えることも必要になってきます。

これらは、いい、悪いではなく、
単なる特性です。

ただ、それを知らないと
「いつも意見をいわない。やる気があるのか。ちゃんと考えているのか」
「いつもいうことがコロコロ変わる。」
と、正反対のストレスを
お互いに感じることになります。

それが、相手の特性であると知ることで
「そんなものだ」と割り切って
相手にあわすことができます。

相手にあわせるというのは
相手を思いやりをもって受け入れるということです。

思いやりをもって接することができれば、
自然と職場の雰囲気が温かくなり、
信頼感でつながることができるようになります。

要するに、相手を受けれる風土があり
信頼感でつながっている職場が
やりがいのある職場ではないでしょうか。

最後までお読みいただいて、ありがとうございます。

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