ひとがイキイキ働く会社をつくる

働き甲斐のある組織ってどんな組織?

おはようございます。

人が伸びれば会社も伸びる
コーチの黒田晴美です。

先日参加してきたコーチングの勉強会。
先約があり、やむなく途中で抜けたのですが
その分のお話を
講師の方から聞けることになりました。

ありがとうございます!
砂川コーチ

テーマは目標設定。

今日はそのことについて
書いてみようと思います。

 

働き甲斐のある組織ってどんな組織?

 

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そもそも目標設定といっても
いろいろありますよね。

有名な目標達成法に
SMART(スマート)の法則があります。

  • Specific(明確性) … 設定した目標は明確なものか
  • Measurable(計量性) … 目標達成率や進捗度を測定可能か
  • Assignable(割当設定) … 役割や権限を割り当てているか
  • Realistic(実現可能性) … 現実的な目標を設定しているか
  • Time-related(期限設定) … 目標達成に期限を設けているか

     

組織の中だと、
定期的に目標達成についての
ヒアリングがあったりして、
ある程度目標達成はできるけれど、
個人の目標は達成が難しい。 

 

また、組織の目標と個人の目標が
重ならないのではないか、という声もありました。 

 

目標設定の時にありがちなのが、
目標をモノやコトで書くこと。 

 

なぜ、それを目標に設定したのか、
そのことによって、私自身はどうなる?
ということが抜け落ちています。 

 

つまり、自分の未来像が見えていないということです。 

 

なので、目標設定はまず言語化して、
そのことによって私はどうなるのか、
自分の未来像を描いてみる
そして、そこに自分の感情をのせてみる、
という手順をふみます。 

 

そして、決めたことを
他の人に発表することで、
応援やリマインドの機会を得ます。 

 

例えば、

目標設定:「私は10月までに3キロ痩せます」
どうなる?:「10月にあるパーティーで素敵なドレスが着れるようになる」
その時の感情は?:「嬉しい」「誇らしい」「写真を撮られるのが嫌じゃない」
周りの反応は?:「ドレスアップして華やか」「きれいなママで嬉しい」「夫が喜ぶ」

という感じ。

 

これは、組織の中で立てる目標設定も同じで
そもそもなぜその目標を立てるのか、
目標を達成した先に何があるのかを
深めて考えていくと

その先にあるのは、
社会や周りの人の幸せだと思うのです。

 

なので、目の前の目標が
「売上〇〇円達成」だとして、 

 

なぜそれを達成するのか、
それを達成したらどうなるのか、
自分への影響は?
他者への影響は?
と、深堀していくと、 

 

組織のビジョンやミッションと
実は重なっているのではないでしょうか。

 

そうして、個人のビジョンと
組織のビジョンが重なっている、
同じ方向を向いていることが
まさしく「働き甲斐のある組織」なのだと思います。

 

その組織に貢献することが、
個人のビジョンの実現にもつながるので
人はイキイキと動き出します。 

 

そうすると、自然と
人が定着し、
人が育ち、
組織の業績もあがっていきます。 

 

人はひとりで生きているわけではありません。 

 

誰かと一緒に感情を共有したいと思っています。

 

自分の仕事が
誰の幸せに結びつくか。

 

それこそが、仕事のやりがいになっていきます。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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