ひとがイキイキ働く会社をつくる

意思決定の質を高める時間の使い方

あっという間にもう11月半ばですね。

今年は新型コロナウイルスの影響もあり
思ってもみない1年になったのではないでしょうか。


世の中の動きを見ていても、
「テレワークなんてうちの会社じゃ無理だよ」

という声もなんのその?
あっという間に進んでしまいました。


世の中の動きが、予想よりも
否応なしに早くなってしまっていると感じているのは
私だけではないはずです。


予測できない未来にどう向かっていくのか。



先日、仙台で行ったチームビルディング合宿のテーマが
「シナリオ・プランニング」でした。


もう従来の計画パラダイムではなく
不確実な時代になってきています。

シナリオ・プランニングにおける「シナリオ」とは
経営環境に関する未来のストーリーのことです。


シナリオ・プランニングでは
客観的に捉えるべき「環境」変化のシナリオと、
そのシナリオに対して自社がとる「戦略」を
区別して考えなければなりません。


「実現する可能性の低いものは無視する」のではなく、
「実現する可能性が低くても、顕在化した場合に
大きなインパクトがあるものは、念のため検討、準備しておく」必要があります。


この姿勢の差が、企業の存亡をときに大きく左右します。


興味深いことに
コロナ以前の総務省の通信利用動向調査では
テレワークの導入目的として

1位 定型的業務の効率性(生産性)の向上
2位 勤務者の移動時間の短縮

3位 顧客満足度の向上

に次いで

4位 非常時(地震、新型インフルエンザ等)の事業継続に備えて

という項目がありました。


そもそも多様な人材の活用するための将来への準備として
ペーパーレス化とWEB会議の導入が必須といわれていましたが、
まさにそんな時代が来てしまいました。

シナリオ・プランニングのメリットは
未来をどれだけ正確に予測するかではありません。


どんな未来が起こりうるかを考えることを通して
環境変化への感度を高め、戦略の本質に迫り、
意思決定の質を高めることにあります。



それは、普段のコーチングセッションの中でも行われます。

・楽観的に考えるとどうか
・悲観的にみるとどうか
・周囲の状況は?
・10年後、成功しているためにはどのような変化が必要か
・10年後、自分たちと競合他社の商品はどう変わっているか

・お客様はどう変わっているか
・10年後、自分たちの1番のライバルは誰か
・もし10年後の未来を見通せるとしたら、その特徴を最もよくあらわす事柄は?



今年は、新型コロナウイルスの影響で
予定外の決断を迫られる局面もあったと思います。


日頃から考える時間を確保していると

いざというとき意思決定の質を高めることができると
私は考えています。



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