「めざせ、宝島!2014」開催しました
人が辞めていく会社を、人が集まる会社に。
仕事に誇りを持ち、社員がイキイキ働く会社をつくる
黒田晴美です。
毎年この時期に「こうべっ子の家庭・地域教育活動助成基金」の助成と
神戸市教育委員会のご後援をいただき開催しているこどもを対象としたイベントも
今年で3回目を迎えることとなりました。
基本の「コミュニケーションとお金」というテーマは変わらず、
近隣で「お店屋さん体験」という切り口のイベントが乱立してきたこともあり、
よりコミュニケーションの専門家であるコーチングのコーチと
お金の専門家であるファイナンシャルプランナーだからできる内容をということで、
今年は内容を一新、
「めざせ、宝島!2014~体感型ゲームを通じてお金を学ぼう~」
として開催しました。
まずはスタッフミーティング。
今回は大学生6名、高校生2名も参加してくれました。
イベントでは、宝島からの使者と一緒に、
勇者見習いの子どもたちが修行をしながら、宝島を目指します。
各チーム、自己紹介とコミュニケーションゲームをした後は、
チームの名前、お財布係、記録係などを決めていきます。
旅のきろくがおこづかい帳の記入の練習にもなります。
各チームで絆を確かめるポーズも決めました。
準備を整え、いざ宝島へ出発!
旅の途中には様々なことが起こります。
小川を飛び越えるときには
「小さい子には手をかしてあげてもいい?」の質問も。
お金がなくなったら、お仕事をして旅の資金を稼ぎます。
でもなんだか楽しそう♪
旅の途中では、レストランで食事をしたり、
宿屋に泊まったり、お店で服を買ったりと、
衣食住に関する出費もあります。
それぞれ「豪華」「普通」「質素」とランクがあるので、
どういうふうにお金を使うかも悩みどころです。
また、旅の途中に立ち寄る村の名所では、
様々な問題にぶつかります。
台風の被害にあった村で100むすび(むすびはこの世界のお金の単位)寄付してほしいといわれ、
断る選択肢もあったのに、有り金全部の100むすび寄付したチームもありました。
「お金はまた稼げばいいから!」の言葉に、感動しました。
解けない暗号に頭を悩ませていたチームの横にいって
「あきらめるっていう選択肢もあるよ」とささやいたのに、
「あきらめない!」とねばって最後に解読したチーム。
カードを選ぶときに「私がやってもいい?」と振り返った小さい子に
「やったらいいやん」とちょっとぶっきらぼうに、
それでもちゃんと答えてあげていた大きな子。
勝つことだけを考えていたら、
大きな子がやったほうが得点をかせげる可能性は高いかもしれないのに、
「やりたいのはみんな一緒だから」と小さい子達に優先してやらせてあげていたチームもありました。
中には泊まるところは節約して質素なところ、
その分レストランでは豪華な食事、というように
お金の使いどころを考えているチームもあったりと、
ここには書ききれないほどのドラマがたくさんありました。
そして、最後にはなんと盗賊が登場!
宝島からの使者の皆さんが人質になってしまいました。
さぁ、どうやって助けだそう?!
これにも各チームのカラーが出ました。
無事、宝島からの使者を救出した後は、
海を渡っていよいよ宝島へ。
豪華な船も用意していたのですが、利用者はゼロ(笑)
お金がないから、というチームもありましたが、
しっかり貯め込んでいるチームもありました。
最後に旅の振り返りをして表彰式。
みんながハッピーになるお金の使い方、人との関わり方。
ほんの少しでも子どもたちの心に残ってくれたらと思います。
宝島の使者(大学生のボランティアスタッフ)を救出したときに
抱き合って喜んだり、
イベントが終わった後も「きたろう~!(イベントでの名前)」と呼んで
子どもたちが話しかけていたりと、
子どもたちと街のいろんな世代の人を繋ぐ、という
イベントのもうひとつの目的も達成できたシーンを目にすることができました。
子どもたちの笑顔と「楽しかった!」の声が何よりの宝物です。
(中には「人生で一番楽しかった!」の声もいただきました✩)
イベント開催にあたりご尽力いただきました各方面の皆様、
最後の最後までよりいいものを創りあげようと頑張ってくれたスタッフたち、
本当にありがとうございました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。