昨日に引き続き、
チームビルディングのコミュニティの
学びの時間の話です。
今回は、同じチームビルディングを学ぶ仲間のひとり
株式会社ジェー・シー・プラスの
代表 小池梨沙さんに
障碍者雇用についてお話をいただきました。
小池さんのお仕事は、
障碍者雇用コンサルタント。
日本では、まだ珍しい職業です。
チームビルディングでは、
人と人は違う、ということが根底にあります。
違うということは、
自分を知り、
相手を知り、
その違いを認めるという事です。
近年、ビジネスの世界でも
多様性が重要な概念となってきています。
人口減少に向かう中、
年齢、性別、人種、国籍、学歴、経験など
さまざまな個性を持った人材が活躍できるような
組織を作ることが必要となってきます。
お互いの凸凹を認め合う。
ここに、チームビルディングと
障害者雇用の共通点があります。
・障碍者雇用促進法に基づき、企業は障碍者を雇用しなければいけないこと。
・一口に障碍者といっても、①身体障害、②知的障害、③精神障害の3種類があること
・障碍者側は、就労の前に障害者職業センターなどで、
自分に何ができて、何ができないかを理解することが望ましいこと
・企業側は、ただ採用して終わりではなく、丁寧に環境づくりを進めないと、
組織が疲弊し、生産性が低下するリスクもある
というようなことを知ることができました。
チームビルディングを学ぶメンバーの中には、
すでに障碍者雇用をされている方
障碍者雇用をしたいけれど、具体的な方法が分からない方
クライアント先で障碍者雇用の事例がある方
身内に障碍者がいらっしゃる方など
多様な立場で、活発な意見交換ができました。
三井住友銀行やみずほ銀行で
一般職が廃止されるというニュースが流れました。
銀行のみならず、一般の会社でも
「事務職」というポジションがなくなろうとしています。
単純な作業は機械化され、
ITが導入され、
どんどん世の中の変化が速くなっています。
そんな時代だからこそ、
お互いの凸凹を知り、
できないことよりも
できることに目を向けていく
チームビルディング的な働き方が
より求められるようになるのではと思っています。
コメント