人が伸びれば会社も伸びる コーチの黒田晴美です。
経営者の方なら、
常に組織を進化、成長させていきたいと
考えておられるのではないでしょうか。
『ディズニーランドはいつまでも未完成である。
現状維持では衰退するばかりである』
とは、ウォルト・ディズニーの言葉。
とはいえ、進化、成長していくということは
変化していかないといけませんよね。
今のままではいけないということです。
経営者としては当たり前の感覚でも
組織の中では、
今のままでいい。
変わりたくない。
変化に拒否感を感じる人がいることも事実です。
変わる人と変わりたくない人
組織が成長していくためには
新しいことへのチャレンジは不可欠です。
でも、新しいことに取り組もうとすると
反対意見がでてきたり、
一旦はやると決めたものの、
実際には思うように進まない体験をしたことがある方も
多いのではないでしょうか。
それは、何が原因なのでしょう?
ここで大切なのは
ひとりひとりの
「変わりたい」「変わろう」という
主体的な想いです。
新しい取り組みをしていくときには
研修なり会議なりで
情報共有や意思の疎通をはかると思いますが、
その時にどのような言い方をすれば
ひとりひとりの心に響くかを考えていますか?
ひとりひとりにあわせて
組織の目指すところを
伝えていかなければなりません。
目指すゴールがしっかりイメージできるように伝え、
そのためには今のままではだめだ、
変わる必要があると、
それぞれが自分で気が付くこと。
「変わりたい」と自ら思うこと。
その時に、ついつい
みんなで、
全員で、
と思ってしまいがちですが、
そうでなくてもかまいません。
なぜなら、
「変わりたい」という主体的な想いは
人から人へと伝播していくからです。
たとえそれが、
最初はたった一人から始まったとしても、
「変わりたい」という思いを育てていけば
それが組織の起爆剤となります。
ついつい、変化を求めるときに
『どう変えていこうか』と
変える方法にばかり
目が行きがちです。
そこで
『変えるにはどうしたらいいか』という発想から
『ひとりひとりが変わろうと思うためには
どうしたらいいか』を考えることが、
スタートです。
組織を変えていくには、
ひとりひとりが変わると決めて変わらないと
自分の思いでなく「変わらされた」と思っていれば
一見うまく動き出したように見えていたも、
近いうちに同じように
動きが硬直してしまうことでしょう。
本当に結果を残し、
自ら成長していく組織や会社にしたいなら、
ひとりひとりが主体的に
「自らが変わっていきたい」
「成長していきたい」と
思える組織にするにはどうすればいいかと
考えていくことが第一歩なのです。
人は、変わりたい人、変われる人から変わっていきます。
それは、変わらない人が悪いのではなく、
物事が動いていくには
辿っていくプロセスがあるからです。
だから、心置きなく
まずやってみよう!変わってみよう!と
思ってくれているその人と、
新しい一歩を踏み出すところから
初めてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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