アメリカのビジネス誌が
毎年発表している
「働きがいのある会社ベスト100」で
「グーグル」は
2017年、2016年、2015年、2014年と
ここ10年ほどの間に、
何度も1位に選ばれているそうです。
(出典:「世界最高のチーム」ピョートル著
Googleのような
世界的に有名な企業なら
優秀な人材が集まっているから、
マネジャーなんていらない?
と思われるかもしれませんが、
実は、マネジャーの言動が
チームのパフォーマンスに
最も関係していることがわかりました。
(Googleの社員さんは博士号を持っている人が多く
根性論ではなく、エビデンスを求めるそうです)
そこで、明らかになった
チームのパフォーマンスを高める
マネジャーの特性は、
次の8つだそうです。
①よいコーチである
②チームを勢いづけて、マイクロマネジメント
(チームのメンバーに対する過度な監督・干渉)はしない
③チームのメンバーが健康に過ごすこと、成果を上げることに強い関心を持っている
④生産的で成果主義である
⑤チーム内のよき聞き手であり、メンバーと活発にコミュニケーションしている
⑥チームのメンバーのキャリア形成を手助けしている
⑦チームのためのはっきりしたビジョンや戦略を持っている
⑧チームのメンバーにアドバイスできる専門的技術、知識を持っている
この中で一番大事なのは
① よいコーチであること
なんだそう。
これには、
よいコーチというのは
相手との信頼関係ができている
よいコーチというのは
相手の強みや能力を引き出して
成功体験を積ませている
よいコーチというのは
相手にチャレンジさせている
よいコーチというのは
目的や目標をいつも意識している
よいコーチというのは
理想と現実のギャップを埋めている
よいコーチというのは
相手の可能性を信じている
よいコーチというのは
目先の発言や出来事に振り回されず
物事の本質をみている
などの意味合いが含まれていると
思われます。
コーチングは
スキルだけでは上達しません。
だからこそ、
組織の関係性をよくすることが
働きがいのある会社への
第一歩だと思うのです。
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