ひとがイキイキ働く会社をつくる

今いるメンバーで「時間効率を大幅に増幅するマネジメント手法」

『人が伸びれば会社も伸びる』
コーチの黒田晴美です。 

 

今日は、ずっと以前から注目していた
折り紙を使ったCCPM体験をしてきました。

「CCPM折り紙ワークショップ」は、
水野 昇幸氏により開発されたワークショップで、
この講座は、CCPMを実践する際の要点を効率的に学べるように、
デジタルアソシエーション株式会社の小路さんが
対話型教育プログラムとして再構成したワークショップです。 

 

正直にいうと、
「CCPMって何?」というレベルで
参加させていただいた私・・・。 

 

それでも、折り紙というツールを使って
モノづくりにおけるプロジェクトを
仮想体験することによって、
納期短縮を実現するCCPMを
体験することができました。 

 

今いるメンバーで「時間効率を大幅に増幅するマネジメント手法」 

 

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まず、CCPMとは何なのか。

CCPMとは
クリティカルチェーン・プロジェクト・マネジメント
(Critical Chain Project Management)の略称で、
エリヤフ・ゴールドラット博士が唱える「制約理論」を
プロジェクトマネジメントに適用したソリューションです。

従来のプロジェクト管理手法とは異なり、
プロジェクトを遂行するのは私たち「人間」であることから、
人間の行動特性に沿ったアプローチにより、
プロジェクト期間の短縮、納期の遵守を向上させるものです。

 引用:講座の案内文より

  

私たちは、プロジェクトの予算やスケジュールを決める時に
ついつい余裕を持った計画を立てがちです。 

そして、人は余裕を含んだ計画値があると
その計画通りに作業をしてしまいがちなのです。
(パーキンソンの法則) 

 

皆さんの中にも
覚えのある方がいらっしゃるかもしれません。 

夏休みの宿題を
ぎりぎりまで先延ばしにしてしまうという
アレです・・・。 

 

CCPMは、そのあらかじめの余裕をぎりぎりに抑えて
その分、プロジェクト・バッファという
余裕を設けておくという管理手法です。 

 

各チームで作業時間を見積り、
部門長に報告するのですが、
部門長からの納期のお願いは
とても厳しいものでした。  

具体的にいうと
チーム1の見積もりは、40分
チーム2の見積もりは、60分だったところ、
部門長から提示されたのは15分でした。

 

見積は、サンプルとなる商品を
製造する時間を元に算出しています。 

どう計算しても
納期までに仕上がることがないのです。 

 

当然、チームのモチベーションも
下がってきます。 

 

なのに!
なのに!
なのに! 

なんと、しっかりと納期を守ることができたのです。 

しかも、時間の余裕を持って。  

 

もう、驚いて
何が起こったのか、分かりませんでした。 

 

ミラクルです!

 

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その結果に伴って
チームのモチベーションがぐーんとあがった
我がチームのグラフ(笑) 

 

実際に『できた!』を体験することは
大きな自信になります。 

 

ただ、CCPMも使い方を間違うと
残念な結果になります。 

 

20日の納期を10日でできたんだから、
次のプロジェクトももっと縮められるんじゃない?  

20日のプロジェクトが
10日でできたんなら、料金も10日分でいいよね? 

というようなアプローチです。 

この辺りは、要取扱注意!ですね。 

 

そして、講師の小路さんの実際の体験から、
CCPMがうまく機能するポイントが
サーバントリーダーシップである、という点や
その他の場面でも、

私がご提案している
チームビルディングのプログラムと
大いに親和性のあることを実感し、
より理論を深めていきたいと思いました。 

 

この折り鶴を使ったワークショップに
興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、
主催者の方へお繋ぎすることもできますので、
ご連絡ください。 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 

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