あなたは部下から
愚痴やネガティブな発言を
聞くことがありますか?
こんなことをいってくるなんて
あいつもまだまだだな。
モチベーションが下がっているのか?
やる前から「無理です!」なんて
やる気あるのか?
上司としては、
そんな気持ちに
なってしまうかもしれません。
でも、安心してください。
それは、部下の
『この人になら本音を話しても大丈夫』
「この人に実情や自分の気持ちをわかってもらいたい」
という意思表示ともいえるからです。
心理的安全性とは
関係性の話です。
心理的安全性をつくる
しくみのお話もしましたが、
しくみはあくまで型、
入れ物でしかなく
その中身にある
関係性がよくないと
しくみだけではうまくいきません。
どれだけコーチングのスキルを学んでも
相手との信頼関係がなければ
うまく機能しないのと同じです。
「上司は危険」は危険!
というのは
上司にバレると怒られる
上司に知られると小言が始まる
上司に出来ない奴と思われると
評価が下がる
上司に目をつけられると飛ばされる
上司に目をかけられると
同僚に目をつけられる
上司に認められると仕事が増える
だから『上司は危険!』なのです。
そんな職場に、心理的安全性はありません。
それを思えば、
部下の愚痴やネガティブ発言も
現場の実情を知ってもらいたい、
悩んでいるのでアドバイスが欲しい、
自信をなくしているので
フォローして欲しい、
という気持ちの裏返しかもしれません。
人の口から出る言葉は
「出来事レベル」です。
上司は、その「行動パターン」
その人のうまくいっているときの口癖
うまくいっていないときの口癖
その言葉が出るときのパターン
その「構造」
なぜそうなってしまうのか
「意識・無意識の前提(メンタルモデル)」まで
聞き分けようとしてみてください。
同じ言葉でも
人によって意味合いが違う場合もあります。
人はひとりひとり違うからです。
それを意識して
関われるようになると
人が面白いように成長しはじめます。
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